健康保険組合の財政

健康保険組合の会計年度は、毎年4月1日から翌年3月31日までで、その年の支出はその年の収入でまかなう単年度経理になっています。

収入の大部分は、みなさんと事業主が負担する保険料で、そのほかに、事務費の国庫補助、雑収入などがあります。

支出のうち主なものは､医療費等の保険給付費と高齢者医療制度を支える納付金等になります｡
高齢化の進展により､前期高齢者納付金､後期高齢者支援金の伸びが著しく組合財政を圧迫しています｡
その他の支出として､健康保険組合の長所である保健事業は､データヘルス計画に基づき積極的に行っています。

決算の結果､決算残金は､法律で定められた水準まで義務付けられている準備金や別途積立金､翌年度繰越金とすることができます｡